廃棄物リサイクル

廃棄物リサイクル

MRM®亜臨界水反応装置「Mリサイクルマシーン」

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20世紀は、華麗な石油化学の時代でした。石油は、エネルギー源としての利用にとどまらず、さまざまな化学製品の出発原料として幅広く活用されてきました。

清潔で耐久性に優れたこれらの石油化学製品は、大量生産によって世界中に急速に普及しました。しかし一方で、これらの製品の多くは微生物による分解が困難な難分解性物質であるという問題を抱えています。代表的な例として、ポリエチレンやポリスチレンなどの合成プラスチックが挙げられます。これらの廃棄物は、現在も世界各地で海洋投棄や埋立処理が行われています。

日本においては、有機性廃棄物の大部分が焼却処理され、その焼却灰が最終処分場に埋め立てられてきました。しかし近年、焼却処理に伴う地球温暖化問題、ダイオキシンや環境ホルモン等の有害物質の発生、さらには最終処分場の逼迫など、さまざまな課題が顕在化し、深刻な社会問題として提起されています。

MRM®亜臨界水反応装置「Mリサイクルマシーン」を導入する事により
(1)有機性廃棄物を100%資源化することにより、環境保全を図るとともに、循環型リサイクル社会の構築および地域経済の振興・活性化を実現する。

(2)地球温暖化の要因とされる亜酸化窒素および二酸化炭素を排出せず、また、地球環境に悪影響を及ぼすダイオキシンを発生させない「亜臨界水反応装置」を用いたリサイクルプラントにより、有機性廃棄物から有害物質を含まない無菌状態の「栄養価の高い飼料」および「栄養豊富な培養土」を生産する。

(3)有機性廃棄物を原料とした低コストな飼料および堆肥を供給することで、畜産物の生産コストおよび魚類養殖コストの低減を図り、内外価格差の縮小に貢献する。

(4)「栄養豊富な培養土」の利用により、やせ細った土地の地力回復および肥沃化を促進する。

(5)有害物質を含まない無菌状態の「栄養価の高い飼料」の供給を通じて、食の安全・安心の確保を図る。

-亜臨界水反応を利用したMリサイクルマシーンを導入することにより、環境負荷の少ない廃棄物の再資源化が可能となります。

また本装置は、廃棄物をクリーンに処理し、飼料や肥料として再利用するだけでなく、エネルギー分野、農業分野、環境保全分野など、さまざまな分野への応用が可能です。

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メタン発酵プラントに亜臨界水処理装置を組み込むことにより、メタンガスの発生量が増加することが確認されています。高含水有機物は通常、メタン発酵によってエネルギー回収が行われますが、その前処理として亜臨界水処理を施すことで、バクテリアによる有機物の消化率が向上します。これにより、発酵期間が大幅に短縮されるとともに、バイオガスの発生量が増加するという効果が得られます。

ホタテ貝から貝柱を採取した後に残るウロ(中腸腺)には、カドミウムなどの重金属が高濃度で含まれており、これまで有効利用が困難でした。また、含水率が高いため、処理コストが大きな課題となっていました。

亜臨界水処理を行うと、処理液は油相と水相に分離され、重金属類を効率的に分離・抽出することが可能となります。さらに、下図に示す一定の分離・抽出工程を経ることで、貴重な有価物を分離回収することができます。

一方、木材からバイオエタノールを生産する糖化方法としては、酸や酵素を用いた手法がありますが、酸糖化では処理装置の腐食や廃液処理の問題が生じ、酵素糖化では処理時間が長いことや、リグニン除去のための前処理が必要であるなどの課題があります。

これに対し、木粉の亜臨界水処理は、酸触媒や特別な前処理を必要とせず、廃液処理の問題もないことから、オリゴ糖を含む糖類全体を高速かつ大量に生成できる極めて有効な手法であることが確認されています。

-以上の様にMRM®亜臨界水反応装置「Mリサイクルマシーン」を核とする応用技術は様々な分野の廃棄物リサイクル処理に及びます。

[地域バイオマス処理]

地域バイオマス資源ベストミックス事業化に向けて

地域バイオマスとは?

地球温暖化防止、循環型社会の形成、戦略的産業の育成、農山漁村の活性化等の観点から、農林水産省をはじめとする関係府省が連携し、バイオマス利活用の推進に関する具体的な取組や行動計画を「バイオマス・ニッポン総合戦略」として、平成14年12月に閣議決定しました。

この戦略においては、バイオマスの発生から利用に至るまでを最適なプロセスで結び付けた総合的な利活用システムが構築されている地域、または今後その構築が見込まれる地域を「バイオマスタウン」と定義しています。

バイオマスタウンとは、地域内において広範な関係者の連携のもと、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的な利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われている、または将来的に行われることが見込まれる地域を指します。

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